SXF入出力の制限事項
SXF(Scadec data eXchange Format)の入出力にあたっては、以下の制限事項があります。
[入力時]
- レイヤは、レイヤコード1を0-1レイヤとし、以下順に割り当てられます。
- レイヤコード255と256は、F-Fレイヤに割り当てられます。
- 線色・線種は、SXF拡張線色・線種に割り当てられます。
- 部分図は、ブロック図形として読込まれます。
部分図ごとに縮尺情報を持っているため、読込んだ図面の縮尺は、すべてのレイヤグループが1/1となります。
縮尺は、部分図をブロック編集する際に反映されます。 - 寸法(直線寸法以外)、引き出し線、バルーンは、線・文字・矢印に分解した上でブロック化して入力されます。
- ハッチングは、外形線の複合曲線とハッチングの線に展開した上でブロック化して読込まれます。
- 複合曲線は、線と円弧に展開した上でブロック化して読込まれます。
- パターンハッチングは、外形線と中抜きの線のみが読込まれ、ハッチングパターンは無視されます。
- 塗りつぶし図形は、ハッチングに変換されます。
- スプラインは、制御点を結んだ折れ線となります。
[出力時]
- 縮尺が1/1以外に設定された図面は、レイヤグループを部分図として出力されます。
- 補助線は「補助線」というレイヤに出力され、「補助線」レイヤを非表示とします。
(補助線を出力する設定の場合。「基本設定」→[DXF・SXF・JWC]タブ参照) - ソリッドは、塗りつぶし図形として出力されます。
- 円ソリッドは、正常に出力されません。
- 矢印は、ラベル(引出線)の矢印部分として出力されます。
このため、微小な長さの引出線が付加されます。