- 式計算|その他|Jw_cad
- ヘロン公式の面積計算での利用
- 他のフォルダの式計算の選択(フォルダ変更)
- 式計算の編集
- 目次
式計算|その他|Jw_cad
[1]
自由に作成した計算式を実行するプログラム電卓機能
式計算コマンドはファイル「KEISAN.JWM」と「KEISAN1.JWM」~「KEISAN9.JWM」を作成または変更して使用する。
JWWの初期状態で[式計算]コマンドを選択すると、コントロールバーに、JWWに添付されているファイル「KEISAN.JWM」の内容による選択項目が表示される。
ここでは、添付されているファイル「KEISAN.JWM」によるヘロンの公式(三角形の面積を3辺の長さから求める公式)を例に操作手順を説明する。
- 式計算コマンドでは、ファイル「KEISAN.JWM」の1行目の半角の「 | 」で挟まれた文字列がコントロールバーの選択項目として表示される。
- メッセージバーの項目設定(最大9項目)は自由に行える。
また、項目の選択後に、その項目内で再度項目の設定(最大9項目)を行えるので、同一フォルダ内で最大81までの計算式が使用できる。
- 式計算の実行時に代入される数値の入力は、計算式内で、「数値入力」ダイアログへの数値入力と、すでに作図されている数値文字を範囲選択する方法が指定できる。
ヘロン公式の面積計算での利用
[2]
- [式計算]コマンドを選択する。
- コントロールバー[ヘロン公式]を左クリック(L)する。
- ファイル「KEISAN2.JWM」内の項目選択の記述に従ってコントロールバーの表示が2つのボタンに切替わるので、[3数値入力]または[3数値選択]を左クリック(L)する。
- [3数値入力]を選択した場合
- 表示される「数値入力」ダイアログの「辺1寸法(m)」に三角形の1辺の長さを入力し、続けて表示される「数値入力」ダイアログの「辺2寸法(m)」「辺3寸法(m)」に、三角形の残りの2辺の長さも入力し[OK]ボタンを左クリック(L)すると、計算が実行され、作図ウィンドウに3数値と計算結果が仮表示される。
「数値入力」ダイアログの[数表]ボタンをクリックするとキーボードから数値を入力せずにマウスのみで数値入力が行える。
- [3数値選択]を選択した場合
- あらかじめ[線]コマンドなどで三角形を作図し、その3辺の長さを[寸法]コマンドなどで書込んでおくと、範囲選択の操作でその作図済みの3数値にする文字列を選択確定すれば、ただちに計算が実行され、作図ウィンドウに3数値と計算結果が仮表示される。
式計算の実行直前の項目選択ボタンを[Shift]キーを押しながら左クリック(L)すると、デバッグモードになる。
- コントロールバーの表示が切替わるので、計算結果を書込む位置を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- コントロールバー[ << ]を左クリック(L)すると、項目選択状態に戻る。
- コントロールバー[再実行]を左クリック(L)すると、選択されている式計算が再実行され、数値入力状態または数値選択状態になる。
他のフォルダの式計算の選択(フォルダ変更)
[3]
[式計算]コマンドで使用する式計算ファイルは1つのフォルダに1種類のみになっている。
したがって、他の式計算の場合はフォルダを変更して実行する必要がある。
また、JWWの初期状態のフォルダにファイル「KEISAN.JWM」がない場合も同様にフォルダを変更する。
- コントロールバー[0]を左クリック(L)すると、[式計算]ダイアログが表示される。
- 他のフォルダのファイル「KEISAN.JWM」を選択して開くと、そのフォルダにある式計算が実行できる。
式計算の編集
[4]
[Shift]キーと[Ctrl]キーを押しながら[式計算]コマンドのコントロールバー[0]を左クリック(L)すると、現在のフォルダ内のファイル「KEISAN.JWM」が外部エディタで編集できる。
また、[Shift]キーと[Ctrl]キーを押しながら[式計算]コマンドのコントロールバー[日影倍率][ヘロン公式][三斜面積計算][RC断面算定]を左クリック(L)すると、その項目に対応したファイル「KEISAN1.JWM」~「KEISAN9.JWM」が外部エディタで編集できる。
なお、ファイルの編集を行う時に指定ファイルがない場合は、ファイルの新規作成になる。