- 測定|その他|Jw_cad
- 距離の測定
- 面積の測定
- 円弧の長さ・面積の測定
- 座標の測定
- 角度の測定
- 測定結果の図面への書込み
- 測定単位の切替え
- 小数点以下の桁数の切替え
- 書込み条件の設定
- 測定結果のクリアー
- 目次
測定|その他|Jw_cad
[1]
距離、面積、座標値または角度を測定し、測定結果の数値を指示位置に文字列として作図できる
2点間の距離または円周・円弧(楕円弧)の長さを測定する。
- [測定]コマンドを選択する。
- コントロールバー[距離測定]を左クリック(L)する。
- [測定]コマンド選択直後はコントロールバー[距離測定]が押された状態になっているので、この操作は省略できる。
- 距離の始点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 円周の長さを測定する場合は、始点を指示しないで、コントロールバー[○単独円指定]を左クリック(L)してから円を左クリック (L)で指示する。
- 距離の次の点を指示すると(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、始点から指示点までの距離がステータスバーに表示される。
- 連続した距離の次の点を指示すると(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、前回測定した距離との累計と、前回の指示点から今回の指示点までの距離がステータスバーに表示される。
- 【 】内の数値が距離の累計になり、その右に表示される数値が前回の指示点から今回の指示点までの距離になる。
- 間隔取得を行うと、その距離が代入されるが、つぎにマウス操作をすると間隔取得した距離はクリアーされる。
図形の外周点を順次指示して図形の面積を測定する。
円弧(楕円弧)を含む図形または凹形の図形の面積測定も可能である。
- [測定]コマンドを選択する。
- コントロールバー[面積測定]を左クリック(L)する。
- 面積の始点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 円の面積を測定する場合は、始点を指示しないで、コントロールバー[○単独円指定]を左クリック(L)して円を指示する。
この時、円を左クリック (L)で指示した場合はプラス(+)値になり、右クリック(R)で円を指示した場合はマイナス(-)値になるので、面積の測定から円の面積を差し引く時は、最初に円を右クリック(R)で指示してから面積測定の始点を指示する。
- 面積の次の点を指示すると(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、始点、中間点およびマウス位置を頂点とした三角形が仮表示され、その三角形の面積がステータスバーに表示される。
続けて面積の次の点を指示すると(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、前回測定した面積との累計と、今回の面積(始点、前回の指示点および今回の指示点を頂点とする三角形の面積)がステータスバーに表示される。
- 【 】内の数値が面積の累計になり、その右に表示される数値が今回の面積になる。
円弧の長さ・面積の測定
[4]
距離測定または面積測定の場合、円弧の長さまたは面積の測定が行える。
- [測定]コマンドを選択する。
- コントロールバー[距離測定]または[面積測定]を左クリック(L)する。
- 始点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- コントロールバー[○単独円指定]の表示が[( 弧指定]に切替わるので、これを左クリック(L)して円弧を指示してから、同様に、次の点を指示する。
- 円弧の測定では、直前に指示した点が測定する円弧上でない場合は計算できない。
- 円弧の長さを測定する方向は、始点または次の点から円弧を指示した点の方向になる。
指定した原点に対する点の座標を測定する。
- [測定]コマンドを選択する。
- コントロールバー[座標測定]を左クリック(L)する。
- 原点を指示する。
- 座標点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 軸角が設定されている時は、その軸角に対する座標値になる。
2点間のなす角度を測定する。
- [測定]コマンドを選択する。
- コントロールバー[角度測定]ボタンを左クリック(L)する。
- 原点を指示する。
- 基準点を指示する。
- 角度点を指示する()(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
測定結果の図面への書込み
[7]
測定の終了後、測定結果を図面に書込む。
- [測定]コマンドで各値を測定後、コントロールバー[測定結果書込]を左クリック(L)する。
- 作図ウィンドウ上で、測定結果を書込む位置を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 距離測定と面積測定の場合は累計値が書込まれる。
- 軸角が設定されている時は、その軸角方向の文字で書込まれる。
測定単位の切替え
[8]
距離測定・面積測定では、コントロールバー[mm / 【m】]を左クリック(L)すると、単位が「mm」と「m」との切替えになる。
角度測定では、コントロールバー[【 °】/ °′″]を左クリック(L)すると、単位が「 °」(十進数の度)と「°′″」(度分秒)の切替えになる。
小数点以下の桁数の切替え
[9]
[測定]コマンドでは、コントロールバー[小数桁 3]を左クリック(L)すると、測定結果として表示される小数桁が[小数桁 3]→[小数桁 4]→[小数桁 F]→[小数桁 0]→[小数桁 1]→[小数桁 2]→[小数桁 3]の順に切替わる。
書込み条件の設定
[10]
[測定]コマンドの初期状態では、コントロールバーの右端のボタンが[書込設定]になっている。
これを左クリック(L)すると、コントロールバーの表示が切替わり、以下のように、書込み条件の設定が行える。
測定結果のクリアー
[11]
[測定]コマンドで測定を開始すると、コントロールバー[書込設定]が[クリアー]ボタンに切替わる。
これを左クリック(L)すると、測定結果がクリアーされる。