曲線｜作図｜Jw_cad 
サイン曲線、2次曲線、スプライン曲線、ベジェ曲線を作図する
各曲線は短い直線の集合として作図される。
コントロールバー[分割数]入力ボックスに各曲線の指示点間を短い直線への分割数を設定する。
分割数を多くするとより滑らかな曲線になるが、データ数が多くなり表示・読取に時間がかかるようになるので、必要以上に多くしない方がよい。
サイン曲線
指定した基準線を軸としたサイン曲線を作図する。
- [曲線]コマンドを選択する。
- コントロールバー[サイン曲線]を選択する。
- コントロールバー[分割数]入力ボックスの数値は1／2サイクルを分割する数になる。
- 直線を基準線として指示する。
- サイン曲線の原点を指示する。
- 原点は基準線上以外を指定しても計算が可能である。
- 振幅(頂点)の幅の点を指示する。
- 振幅点は、手順の原点を通り、基準線に平行直線上以外の点を指示する。
振幅(頂点)の幅の点を基準線より上で指示した場合は、サイン曲線の1／4サイクルの点(90度の点)が上になる。
- 振幅点は、手順の原点を通り、基準線に平行直線上以外の点を指示する。
- サイン曲線の1サイクルの点を指示する。
- 1サイクルの点は、原点を通って基準線に垂直な直線上以外の点を指示する。
- 作図する範囲の始点を指示する。
- 作図する範囲の終点を指示すると、サイン曲線が作図される。
2次曲線
指定した基準線を軸とした2次曲線を作図する。
- [曲線]コマンドを選択する。
- コントロールバー[2次曲線]を選択する。
- コントロールバー[分割数]入力ボックスの数値は始点と終点の間を分割する数になる。
- 直線を基準線として指示する。
- 2次曲線の原点を指示する。
- 原点は基準線上以外を指定しても計算が可能である。
- 2次曲線の通過する中間点を指示する。
中間点は、手順の原点を通り、基準線に平行直線上以外の点を指示する。 - 作図する範囲の始点を指示する。
- 作図する範囲の終点を指示すると、2次曲線が作図される。
スプライン曲線
スプライン曲線を作図する。
スプライン曲線は指示した点を通る滑らかな曲線である。
- [曲線]コマンドを選択する。
- コントロールバー[スプライン曲線]を選択する。
コントロールバーに[連結線指定]ボタンと[始･終点連続処理]チェックボックスが追加表示される。 - 始点を指示する。
- スプライン曲線の始まりが、すでに作図されている線または円弧に連続する場合、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L) し、線または円弧を指示する。
なお、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L)する代わりに、線または弧の端部を左ダブルクリック(LL)してもよい。
- スプライン曲線の始まりが、すでに作図されている線または円弧に連続する場合、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L) し、線または円弧を指示する。
- 中間点を指示する。
- スプライン曲線の終わりが、すでに作図されている線または円弧に連続する場合、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L) し、線または円弧を指示する。
なお、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L)する代わりに、線または弧の端部を左ダブルクリック(LL)してもよい。
- スプライン曲線の終わりが、すでに作図されている線または円弧に連続する場合、コントロールバー[連結線指定]を左クリック(L) し、線または円弧を指示する。
- 終点を指示する。
指示する点が3つ以上ある場合は、続けて終点を指示する。
終点は始点を右クリック(R)で読み取り同一点にする。
始点、中間点、終点の3点以上を指示すると、スプライン曲線の作図実行が可能になる。 - コントロールバー[作図実行]を左クリック(L)すると、スプライン曲線が作図される。
この時、始点と終点とが同一点の場合はコントロールバー[始･終点連続処理]が通常表示になる。
始点と終点を連続した形で作図する場合は、ここでチェックを入れる(初期状態はチェック済み)。
ベジェ曲線
ベジェ曲線を作図する。
ベジェ曲線は指示した始点と終点を通り、他の点を制御点とする曲線である。
- [曲線]コマンドを選択する。
- コントロールバー[ベジェ曲線]を選択する。
- 始点を指示する。
- 中間点を指示する。
- 終点を指示する。
指示する点が3点以上ある場合は、続けて終点を指示する。
始点、中間点、終点の3点以上を指示するとベジェ曲線の作図実行が可能になる。 - コントロールバー[作図実行]をクリックするとベジェ曲線が作図される。
