連続線の作図
線と線を丸面取で連結して作図する。
電気設備などの配線図に利用する。
- [連続線]コマンドを選択する。
- 始点を指示する。
- 中間線の終点を指示すると次の中間線の作図になるので、次の終点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- コントロールバー[基準角度]を左クリック(L)すると、書込む線の角度指定が[角度15度毎]→[角度45度毎]→[角度(無指定)](自由)→[角度15度毎]に順に切替わる。
この状態は、コントロールバーのボタンではなく作図ウィンドウ左上部に表示される。 - コントロールバー[基準角度]による角度指定が[角度15度毎]または[角度45度毎]の時、コントロールバー[基点]を左クリック (L)すると、基準点が[マウス位置]と[前線終点]とに切替わる。
この状態は、コントロールバーのボタンではなく作図ウィンドウ左上部に表示される。 - コントロールバー[丸面辺寸法]入力ボックスに中間弧となる丸面の辺寸法を図面寸法で指定する。
この時、コントロールバー[実寸]にチェックを入れると、丸面の辺寸法が実寸法になる。
ここが無指定の場合は面取りを行わない連続線になる。
- コントロールバー[基準角度]を左クリック(L)すると、書込む線の角度指定が[角度15度毎]→[角度45度毎]→[角度(無指定)](自由)→[角度15度毎]に順に切替わる。
- コントロールバー[終了]を左クリック(L)するか、終点を左ダブルクリック(LL)すると、作図が終了する。
連続弧の作図
連結点での接線が共通な弧を連続して作図する。
少ないデータ数でなめらかな曲線が作図できる。
ただし、この機能で作図した弧または線は、それぞれ単体のデータを組み合わせてできている。
1つの曲線としての性質はない。
- [連続線]コマンドで、コントロールバー[連続弧]にチェックを入れると、コントロールバーの表示が切替わる。
- 1番目の円弧の始点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 1番目の円弧の中間点を指示する(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)。
- 1番目の円弧の終点を指示すると(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、連続した円弧が仮表示されるので、2番目の円弧になる位置を指示する。
- [弧反転]ボタンを左クリック(L)すると仮表示の円弧が反転する。
- 3番目と4番目の円弧になる位置を指示し、[終了]ボタンを左クリック(L)する。
- 連続させたい線または弧がすでに作図されている場合は、その線または弧の端部を左ダブルクリック(LL)で指示する。
指示した位置に近い側の点から連続した弧が作図できる。
連続させたい弧または線を指定しない場合は、第1の弧の始点→中間点→終点の順に指示して、1番目の弧を作図する。 - 1番目の弧の始点・中間点・終点が同一線上の場合は、直線で作図される。
- 連続弧の終点が接線上の場合は、直線で作図される。
- 連続させたい線または弧がすでに作図されている場合は、その線または弧の端部を左ダブルクリック(LL)で指示する。
- コントロールバー[弧反転]を左クリック(L)すると、弧の方向が反転する。
- コントロールバー[連続弧半径]で弧の半径を指定することができる。
手書線の作図
始点から終点までのマウス軌跡を作図する。
作図ステップは作図ウィンドウの5ドットに決まっているので、画面表示倍率が大きいほど実際の線は短くなる。
ただし、マウスを速く移動した場合には作図ステップが大きくなることがある。
- [連続線]コマンドを選択する。
- コントロールバー[手書線]にチェックを入れる。
- コントロールバー[連続弧]にチェックが入っている場合はチェックを外す。
- 始点位置を指示し(左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点)、マウスを動かし、同様に終点位置を指示すると、始点から終点までのマウス軌跡が作図される。
- [Esc]キーを押すたびに、マウス軌跡が作図結果を逆に消去していく。
- 手書線は始点指示後にマウスが移動すると自動的に作図される関係で、以下のような制約がある。
- 右ドラッグ操作による点の読取りは行えない。
- [戻る]コマンドによる操作のアンドウ(取消し)は、[Esc]キーのみで行い、[戻る]コマンドは使用してはいけない。
- 始点指示後は、ズーム操作とコマンド変更以外の、軸角指定・レイヤ変更・属性取得などは行えない。